ぐりーんのお絵描き十箇条
1.良い絵を描こうと思わない
どうしても上手いこと描いたろとかって欲をかくと、大抵良い絵は描けません。肩肘張って固い絵になったり、凝り過ぎてその時表現したい事から脱線しまいがちです。自由に大きく伸び伸びと、自分の心の窓を明け払って解放してやると、結果として良い絵になったり、自分が普段描かないテイストの絵になったりして面白いです。なにも自ら束縛する必要はありません。アートの根底にあるものは、個と自由なのだから。後はそれをどう表現するかです。
2.絵を描かなくてはと思わない
絵は人によって仕事であったり、趣味であったりするかもしれませんが、ぐりーんの場合は、描こうと思わない時に無理やり描いても良い絵にはなりません。心が要求する時が来れば筆を取るだけです。夜中だろうが、早朝だろうが関係ありません。自分の中の創作意欲の体内時計に合わせるだけです。
3.良い絵とは
そもそも良い絵とは何なんでしょう?それは自分が良いと思う絵が良いのです。自分が良いと思ってない絵が例え称賛されたとしても、ぐりーんは嬉しくはありません。自分の良いと思う絵を、他の人が良いと言ってくれるのが嬉しいのです。絵と強く意識してカテゴライズする事も危険です。別に絵でなくても良いのだから。落書きだろーが、線や点だろうが描きたいものを描けば良いのです。人に迷惑をかけずに、自分の絵を描ければ良いのです。良い絵=自分の絵です。
4.意識しない
若干2.に近い感覚ですが、絵を描く行為に限らず、もっと展覧会観に行かなとか、もっとアーティスティックな生き方をせなとか、意識しないという事です。そんなものは芸大の卒業と時を同じくして卒業です。ぐりーんの中では人の絵を観る事が勉強になるとは思えません。刺激は受けますが。アーティストっぽさを自ら醸し出すのもナルちゃんです。意識せずに自然体。それが最強です。
5.絵は上手くなくても良い
文字通りの意味です。ぐりーんは別に絵は上手くありません。と、言ってもあまり描かない人よりかはマシだとは思いますが。あるものをそのまま描いたって退屈なだけです。静物画でも、自分なりの表現に置き換えるから面白いのです。技術は時として本質を曇らせます。そんなものに酔っちゃいけません。フォトリアリズム的な表現とか、そういうコンセプトの人はこれには当てはまりませんが。
6.鈍感万歳
自分の絵を人に否定されたり、首を傾げられたりする事もあります。絵を描くには繊細さも必要ですが、生き方には鈍感力が必要です。細かい事をいちいち気にしてたらやってられません。昔はそういう人たちを見返してやろう!!とぐりーんは熱く燃えていましたが、今はどうでも良いです。言いたい人には言わせておけば良い。ただ絵を描く。それだけです。
7.弱くて強い
強いにこした事はありません。でも弱くても良いのです。もちろん最終的には強くなりますが。弱さをしらないと本当に強くはなれない。絵があれば強くなる。そういう事です。最も始めから強い人は絵なんか描かないでしょうけど。弱いから強くなる為にぐりーんは絵を描くのです。
8.描き続けるという姿勢
今日は絵は描かなくても良い。明日も描かなくても良い。ただ描くことを止めなければ良い。絵を描かなくなったら、それは自分にとって本当に必要では無かったという事です。
9.自分のペースで無理はしない
人が賞取ったとか、個展バンバンしてるとか、気にしてもしょうがありません。焦らずに自分の表現をして、自分のフィールドを見つけます。お金がカツカツの時に無理して画材を買ったりするのも凹みます。乗りえないといけない壁ですが、そこは頭を使って安く済ませる方法を探します。ぐりーんの得意分野です。お金が無い事で、逆に選択肢が広がったり、生きる知恵が身に付くもんです。
10.友であり親であり恋人でもある
お絵描きはぐりーんを支えてくれます。生きる希望、糧となってくれます。絵を描く生き方をする事で、あらえる困難が降りかかってきます。弱っちいぐりーんですが、必死にもがいてそいつらと戦ってきました。だから絵に育てられてもいるのです。そしてやっぱり絵を描くのが好きです。上手くいったり、いかなかったりの繰り返しですが、それでも今もそこにあり続けています。打ちひしがれてしばらく描かなくなったりもしますが、やっぱりいつも復活します。
ぐりーんは絵を描くようになって、自分を好きになりました。そして人を好きになれるようになりました。かけがえのないものです。だから筆を置くことは無いと思います。友達も親も恋人もいなくても生きていける程ぐりーんは強くありません(笑)。明日は多分お絵描きの気分なので、今から楽しみです。お絵描き体内時計がそう言ってます。
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