「Dessart=デザート」とはぐりーんの造語でデザイン的な表現であるイラストと、アート的な表現である絵画を足したものです。デザイン・イラストの持つ明快性やMacなどのPCの技術と、アート・絵画の持つオリジナリティーやメッセージ性の融合を意味します。その根底にはぐりーんの目指す良い意味で大衆的で、普段着感覚なアートを体現したいという思いがあります。キャンパス等にイメージをフィックスするある種重厚な意味での絵画ではなく、イラストとして表現していることに意味があるのです。と、言ってもぐりーんがやるとイラストというフィールドでやっているつもりでも、一般的な商業ベースのイラストとは懸け離れてしまいます・・。そこが「Dessart=デザート」たるゆえんなのです。
技術的なことを言えば、手描きのものをPCに取り込んでさらにフォトショップ、イラストレーターでデジタルの描画を加えたり、逆にPC内で作業したものを出力してペインティングして絵画的なニュアンスを加えたりと、アナログとデジタルを行ったり来たりしています。なぜそのような事を繰り返すのかと言うと、ぐりーんの絵画やレリーフのアート系作品と同様に、イラストでも共通のテーマである「モノの距離感と重なり」を出すためです。アート系の作品と違ってイラストは表面がフラットなので、手描きとデジタルでのペイントの微妙なニュアンスの違いによってそれらの効果を生み出すのです。もちろんぐりーん特有の「G-Line」とカラフルな色彩は変わることはありません。